春秋要約とは

春秋要約とは、日本経済新聞の1面に掲載されている春秋のコラムを40文字以内に要約することで、文章力を養うの試みのことです。
600文字弱のコラムを40文字以内にまとめるには、文章から筆者の意図を正しく理解する力と、筆者の意図を因果関係の成立した文章にまとめる力が必要です。

中小企業診断士の第二次試験は、実務事例の診断、助言内容を文章で解答する方式です。そのため、的確な診断、助言をするのはもちろんのこと、読み手(採点者)が理解しやすい文章で伝える力も試されます。
多くの中小企業診断士の第二次試験受験生が試験対策の一環として春秋要約に取り組んでいます。

春秋要約を考案した方は、中小企業診断士二次専門校でおなじみ「AAS名古屋」の代表、鷺山（さぎやま）はるこ先生です。

鷺山先生のブログでは、春秋要約を行う際のポイントを解説しているので、 春秋要約を始める前に、鷺山先生のブログも確認しておくとよいでしょう。
中小企業診断士 鷺山はるこのブログ「Si.Eccolo(スィ，エッコロ)」

第二次試験の直前から春秋要約を開始するのではなく、はじめようと思ったその日から始めることをオススメします。
わかりやすい文章を書くためには、多くの文章を読むだけでなく、文章を書き続けアウトプットしていくという、日々の鍛錬が大事なのです。