2014年8月17日日曜日

2014-08-17

都市近郊で育った世代増加や若者の車離れにより、帰省ラッシュがなくなる日が来るのか。

2014/8/17付

 この週末で夏季休暇も終わり、という職場も多かろう。まだ夏休みの続くわが子をうらやましく眺めている方もいようか。きのうの土曜日、大荷物を抱えた客でにぎわう東京駅をのぞいてみた。下りの新幹線に「空席あり」の表示が並び、夏も盛りを越えたと実感する。

▼都会へのUターンラッシュはこの週末が山だとニュース番組が伝える。しかし帰省による高速道路の渋滞も、鉄道の混雑も、かつてに比べずいぶんましになった。休暇時期の分散、交通網の充実、自宅を早めに出るなど一人ひとりの工夫に加え、長旅を伴う帰省先を持たない人たちが増えたことも、その一因かもしれない。

▼明治安田生命が現役社会人に夏休みの過ごし方を聞いたところ、「国内旅行」が「帰省」を2年連続で上回った。JTBの調査でも帰省目的の旅行者が減り、グルメや温泉、友人との親睦に休暇を費やす人が増えている。田舎から上京した団塊世代から、都市近郊で生まれ育った世代へ。都会に住む人の変化が垣間見える。

▼今年は燃料代も高騰した。ソニー損害保険によれば、車を持つ人のうち「ガソリン高で帰省中止か手段の変更を考えた」人が、若者を中心に2割弱いた。地方で町や村が消える。休みの時期も過ごし方も分かれる。若者の車離れもある。「昔この国に帰省ラッシュという現象があった」。そう語られる日が来るのだろうか。











[因]
都市近郊で生まれ育った世代の増加や若者のクルマ離れにより、

[果]
帰省ラッシュがなくなる日が来るのだろうか。

<編集過程>
都市近郊で生まれ育った世代の増加や若者の車離れにより、いつか帰省ラッシュがなくなる日が来るのだろうか。
都市近郊で生まれ育った世代の増加や若者の車離れにより、いつか帰省ラッシュがなくなる日が来るのか。
都市近郊で育った世代の増加や若者の車離れにより、いつか帰省ラッシュがなくなる日が来るのか。
都市近郊で育った世代の増加若者の車離れにより、帰省ラッシュがなくなる日が来るのか。

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