2014年11月18日火曜日

2014-11-18

追風だった安倍政権への民意は解散による景気対策や成長戦略の対応遅れで逆風に転じた。

2014/11/18付

 先週、北京での国際会議から帰国した甘利明経済財政・再生相は、永田町に吹く解散風の激しさを次のように評した。「成田に着いたら景色が変わっていた」。きのう、足かけ9日に及んだ外遊から戻った安倍晋三首相は、別の意味で景色の変化を感じたのではないか。

▼7~9月期の国内総生産(GDP)が前の期に比べ実質で年率1.6%のマイナスに落ち込んだ。サプライズ。ショック。まさかの……。名うてのエコノミストたちが想定外の数字だと口をそろえた。事前の予想では2%程度のプラス成長になるとの見方が多く、マイナスを見込んだ人はいなかったという。確かに衝撃だ。

▼消費税率の再引き上げを先送りしたい安倍首相にとっては追い風だ、との声がある。その半面、衆院を解散して国民の信を問う必要はなくなった、という声も。そういえば、消費増税を定める法律は「経済状況」によっては停止する可能性を明記している。それを踏まえて増税を延期すれば済む話、とみる人もいるだろう。

▼解散となれば政策の実行が足踏みするのは避けがたい。ただでさえ「師走の忙しいときに」といった反発は小さくない。それより景気対策や成長戦略に全力を、との機運が高まるようだと、安倍政権には痛手だろう。首相が外遊しているうちに急速に発展した解散風は、順風が強くなりすぎて逆風に転じたようにもみえる。
先週、北京での国際会議から帰国した甘利明経済財政・再生相は、永田町に吹く解散風の激しさを次のように評した。「成田に着いた  :日本経済新聞











[因]
消費税率先送り

[果]
急速に発展した解散風邪は、逆風に転じたようにみえる。

<編集過程>
消費税率先送り、急速に発展した解散風は、逆風に転じたようにみえる。
消費税率先送り、急速に発展した解散風は、逆風に転じたようにみえる。
消費税率先送りにより追い風だった民意は、急速に発展した解散風は、逆風に転じたようにみえる。
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消費税率先送りで追い風だった民意は、解散による景気対策や成長戦略の対応遅れで逆風に転じた。
追い風だった安倍政権への民意は、解散による景気対策や成長戦略の対応遅れで逆風に転じた。
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