ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番が根付き、安全な街づくりに貢献して欲しい。
2014/5/19付
時代を超えて、読み継がれる漫画がある。「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」もその一つだ。なにしろ週刊少年ジャンプの連載は一度も休むことなく38年続いている。単行本だけですでに189巻、累計1億4千万部の売れ行きだ。国民的漫画といっていい。
▼ところが作品名にある「派出所」は、実はいまは日本に一つもない。警察庁が20年前、通称だった「交番」に改めたからだ。もちろん住民と警察をつなぐ役割が変わったわけではなく、その存在は海外からも注目される。交番となった派出所は海を越えてKOBANに変わり、シンガポールやインドネシアに広がっている。
▼サッカーのワールドカップ開催を来月に控えたブラジルも、交番の輸入国だ。国際協力機構(JICA)と警察庁の支援を受け、これまで12の州に交番をつくった。200以上の交番があるサンパウロ州で殺人事件が激減するなど、効果は大きいという。27すべての州に広げる計画で、近くJICAの職員が調査に向かう。
▼現地では、ワールドカップの開催に反対するデモの一部が暴徒化し、略奪に走るなど混乱も起きている。治安の改善はなお道半ばだ。交番という建物が安心につながるのではない。地域を歩いてパトロールする。道案内や住民の相談を受ける――。交番システムがブラジルに根付き、安全な街づくりに一役買うことを願う。
時代を超えて、読み継がれる漫画がある。「こちら葛飾区亀有公園前派出所(こち亀)」もその一つだ。なにしろ週刊少年ジャンプの :日本経済新聞
[因]
交番システムがブラジルに根付き
[果]
安全な街づくりに貢献することを願う。
<編集過程>
交番システムがブラジルに根付き、安全な街づくりに貢献することを願う。
ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番システムが根付き、安全な街づくりに貢献することを願う。
ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番システムが根付き、安全な街づくりに貢献することを願う。
ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番が根付き、安全な街づくりに貢献することを願う。
ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番が根付き、安全な街作りに貢献することを願う。
ワールドカップ開催を控えたブラジルに交番が根付き、安全な街づくりに貢献して欲しい。
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