2014年9月18日木曜日

2014-09-18

批判のある南極海の捕鯨を見直し、地域沿岸の捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。

2014/9/18付

 きょうのおすすめは? 客が尋ねるとカウンターのなかの店主が待ってましたとばかり「アジにブリに、それにクジラだね。うまいよ!」。さきごろ九州は長崎のすし屋で、こんな場面に出くわした。こちらも尾の身のにぎりなど食してみれば、なるほどこれはうまい!

▼聞けばこのあたりではかつて沿岸捕鯨が盛んで、それが途絶えたいまも鯨食文化はしぶとく生き残っているそうだ。現代の日本人はクジラなど見向きもしなくなった――とよく言われるが、列島のあちこちにはクジラを食べる習わしが細々とだが根付いている。宮城県の鮎川や千葉県の和田などはいまも沿岸捕鯨の基地だ。

▼そういう鯨食文化をあたまから否定する反捕鯨国の独善は困ったものである。しかしだからといって、国際司法裁判所から中止命令を受けた南極海での調査捕鯨になおこだわるのが現実的な作戦かどうか……。スロベニアで開催中の国際捕鯨委員会(IWC)で、調査捕鯨継続を訴える日本は批判の矢面に立たされている。

▼ここはやり方を考え直してもいい。遠い南極海での捕鯨に固執するより、地域に密着した、伝統的な沿岸捕鯨の拡充をはかったほうが理にかなっていはしまいか。かの長崎のすし屋ではないけれど、昔からクジラを食べてきた土地では調理法だって相当なものなのだ。守るべきは捕鯨国のメンツではなく、鯨食文化である。











[因]
国際司法裁判所から中止命令を受けている南極海での捕鯨に固執するより

[果]
地域に密着した伝統的捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。

<編集過程>
国際司法裁判所から中止命令を受けている南極海での捕鯨に固執するより、地域に密着した伝統的捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。
遠い南極海での捕鯨に固執するより、地域に密着した伝統的捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。
遠い南極海でなく地域に密着した伝統的捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。
批判を浴びている南極海での捕鯨を考えなおし、地域に密着した捕鯨の補充で鯨食文化を守るべきだ。
批判されている南極海での捕鯨を見直し、地域の沿岸捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。
批判のある南極海での捕鯨を見直し、地域沿岸の捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。
批判のある南極海の捕鯨を見直し、地域沿岸の捕鯨補充で鯨食文化を守るべきだ。

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