2014年6月3日火曜日

2014-06-03

世界的な肥満人口増加で、たばこに次ぐ健康上の大テーマである肥満の克服は簡単でない。

2014/6/3付

 女優の故高峰秀子さんはまったく間食をしなかった。彼女の晩年に養女になった斎藤明美さんが、「太っちゃって」とぼやいて一喝された話を書いている。「よくみんな、『太って困る』って、やれダイエットだの減量だのって言うけど、緊張してたら、太りませんッ」

▼高峰さんは45年前のウエディングドレスが着られたというが、そんな人は世界で急減しているらしい。「1990年代から体重増の傾向が強まり、いまや21億人、大人の3人に1人が太りすぎ」という国際研究が発表された。そのなかで、より太った肥満にあたる日本人は男性の4.5%、女性の3.3%を占めるそうだ。

▼喜んでいいのか、どうか。先進国で日本の数字はまだ小さく、付け加えれば、女性の方が男性より肥満率が低い国はほとんどない。ちなみに肥満大国といわれる米国は男性の32%、女性の34%が肥満というから桁が違う。むろん地球上の飢餓は克服されていないのに、肥満は中国やインドなど新興国も巻き込む勢いである。

▼「緊張してたら、太りませんッ」。その通りでも、だれもが自分に緊張を課すつらさを知っているだろう。寿命を縮めることがある、といえばたばこだ。若者への広がりが気になるのも似ている。肥満はたばこに続いて世界が格闘する健康上の大テーマのようである。簡単ではない。高峰さんもたばこは好きだったという。
女優の故高峰秀子さんはまったく間食をしなかった。彼女の晩年に養女になった斎藤明美さんが、「太っちゃって」とぼやいて一喝さ  :日本経済新聞











[因]
肥満人口の増加

[果]
健康上の大テーマとの格闘は簡単ではない。

<編集過程>
肥満人口の増加で危惧健康たばこに次ぐ健康上の大テーマ肥満との格闘は簡単ではない。
タバコに次ぐ健康上の大テーマの肥満は
世界的な肥満人口増加で健康が危惧され、たばこに次ぐ健康上の大テーマ肥満の克服は簡単ではない。
世界的な肥満人口増加で健康が危惧され、たばこに次ぐ健康上の大テーマ肥満の克服は簡単でない。
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