2014年10月29日水曜日

2014-10-29

ソニーは、木原氏のリーダーシップから学び、ビジョンを明確にして社員の士気をあげろ。

2014/10/29付

 きょう10月29日はソニーの歴史に残る日のひとつだ。カセット式のカラーVTRの開発を発表したのが1969年のこの日だった。テープを手でかけなければならないオープンリール式を週刊誌の半分ほどのカセットに変え、家庭にVTRが広がるきっかけをつくった。

▼開発を指揮した木原信敏氏(後に専務)は、どうすればカセット式ができるか筋道を立てて取り組んだ。テープをカセットに収めるには、その量を減らさなくてはならない。それにはテープに、できるだけたくさんの映像情報を書き込む必要がある。高密度の記録ができる材料とは――。的を絞り、技術陣をひとつにした。

▼木原氏のリーダーシップから学べるものは多い。人材の力を最大限に引き出すため、何をなすべきかを明確にし、そこに集中させる。理詰めでたどり着いたターゲットにはみんなが納得できるから、仕事のスピードも上がる。創業期からソニーの技術開発を担った木原氏を支えたのはリーダーとしての資質でもあったろう。

▼いまのソニーに必要なのも、どうやって企業を成長させるか、ビジョンをはっきりさせることだ。不振事業の止血に追われるだけでは社員の士気も上がらない。創業者の井深大氏は新製品が生まれてもすぐに、「次はもっといいんじゃないの」と、新たな目標に向かって進めとハッパをかけた。勢いを取り戻す日は来るか。
きょう10月29日はソニーの歴史に残る日のひとつだ。カセット式のカラーVTRの開発を発表したのが1969年のこの日だった  :日本経済新聞











[因]
創業期からソニーの技術開発を担った木原氏のリーダーシップに学び

[果]
いまのソニーはビジョンをはっきりさせ人材の力を最大限に引き出せ

<編集過程>
創業期からソニーの技術開発を担った木原氏のリーダーシップに学び、いまのソニーはビジョンをはっきりさせ人材の力を最大限に引き出せ
ソニーの技術開発を担った木原氏のリーダーシップに学び、いまのソニーはビジョンをはっきりさせ人材の力を最大限に引き出せ
ソニーは、創業期から技術開発を担った木原氏に学び、ビジョンをはっきりさせ人材の力を最大限に引き出せ
ソニーは、創業期から技術開発を担った木原氏に学び、ビジョンを明確にし社員の士気をあげろ。
ソニーは、木原氏のリーダーシップから学び、ビジョンを明確にして社員の士気をあげろ。

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