2014年4月28日月曜日

2014-04-28

介護のために離職・離散する家族が増えている中、担い手への手助けや心配りは十分か。

2014/4/28付

 年をとってから認知症になる人をあまり見かけない職業が2種類ある。毎月1000人近い認知症患者を診察するという専門医の長谷川嘉哉さんが、自身の経験などから、そんな見方を披露している。作家や音楽家、画家などの芸術家と、やり手の創業経営者だという。

▼感情を遠慮なく表現し、逆境も楽しむ。そうした人は比較的、認知症と縁遠い。頭を使うと認知症の防止になるというが、毎日同じような仕事で頭を使っても効果は乏しいそうだ。とはいえ自由奔放に生きられる人は多くない。むろん芸術家などもリスクゼロではない。誰もが無関係ではいられない話と覚悟すべきだろう。

▼2007年、徘徊(はいかい)中の認知症男性(当時91)が電車にはねられ死亡した。同居する妻が数分間うたた寝をした間に1人で家を出たのだ。鉄道会社は損害賠償を求め、先日の控訴審判決は妻(同85)に約360万円の支払いを命じた。老いや病で自立困難なとき、夫婦は介護や監督の義務がある。それを怠ったという理由だ。

▼認知症患者は約300万人。25年には470万人になると政府はみる。判断力は陰っても感情やプライドは大人。集団生活よりも、慣れた自宅で暮らすのが望ましいとされる。介護する人もされる人も認知症という「認認介護」や、家族が介護のために離職・離散する例が増えていく。担い手への手助けや心配りは十分か。











[因]
介護する人される人も認知症のケースや家族が介護のために離職・離散する例が増えており

[果]
担い手への手助けや心配りは十分か。

<編集過程>
認認介護や離職・離散する家族が増えており、担い手への手助けや心配りは十分か。
認認介護や離職・離散する家族が増えており、担い手への手助けや心配りは十分か。
介護のために離職・離散する家族が増えており、担い手への手助けや心配りは十分か。
介護のために離職・離散する家族が増えている中、担い手への手助けや心配りは十分か。
介護のために離職・離散する家族が増えている中、担い手への手助けや心配りは十分か。


0 件のコメント:

コメントを投稿