2014年3月22日土曜日

2014-03-22

近年増え続けるDVの早期発見・対処のため、お役所や隣近所はもっとおせっかいでいい。

2014/3/22付

 最近耳にするようになった新しい言葉に「面前DV」がある。DVは夫婦間などでの暴力を指す「ドメスティック・バイオレンス」のことだ。それが面前で行われる。だれの面前かといえば、子どもの目の前である。父や母が相手を、子どもがいる場で罵り、殴り蹴る。

▼そのとき、大好きなはずの親は鬼の形相を浮かべているだろう。DVそのものが深刻な事態であるうえに、面前DVは子どもの心に、自分が暴力を受けたような傷を負わせる。「こういうときは殴ってもいいんだ」。そんな刷り込みがされ、暴力の連鎖が続くおそれもある。なじみのなかった言葉が持つ意味に慄然とする。

▼最も身近である家族、恋人同士の間で起きる犯罪や問題が増え続けている。この5年で警察が対応したDVは2倍、児童虐待は3.6倍、ストーカー被害は1.4倍になった。社会の関心が高まったことで、それまで表面化していなかったものが新たに「発見」された面はあるだろうが、それにしても異常というほかない。

▼プライベートだから。人それぞれだから。そもそも他者が入り込みにくい場所で起きる問題は、発見も対処も遅れがちだ。私たちの周りにも、子育てや人間関係の悩みを抱え込み、ひとり苦悩している人がいるかもしれない。今よりちょっとだけ気配りし、声をかけてみたい。お役所も隣近所も、もっとおせっかいでいい。
最近耳にするようになった新しい言葉に「面前DV」がある。DVは夫婦間などでの暴力を指す「ドメスティック・バイオレンス」の  :日本経済新聞











[因]
他社が入り込みにくい場所で起きる問題は発見や対処も遅れがちで、一人苦悩している人がいるかもしれない
プライベートな場所で起きる問題は発見や対処も遅れがちなので、気配りし声をかけてみたい

[果]
今よりちょっとだけ気配りし、声をかけてみたい。お役所も隣近所も、もっとおせっかいでいい。

<編集過程>
プライベートな場所で起きる問題は発見や対処も遅れがちなので一人苦悩している人がいるかもしれないので、今よりも気配りし声をかけてみたい
プライベートな場所で起きる問題は発見や対処も遅れがちなので一人苦悩している人がいるかもしれないので、今よりも気配りし声をかけてみたい
発見や対処が遅れがちな、今よりも気配りし声をかけてみたい
近年増え続けるDVに一人苦悩している人がいるかもしれないので、今よりも気配りし声をかけてみたい
近年増え続けるDVに一人苦悩している人がいるかもしれないので、今よりも気配りし声をかけてみたい
近年増え続けるDVの早期発見・対処のため、今よりも気配りし声をかけてみたい
近年増え続けるDVの早期発見・対処のため、今よりも気配りし声をかけてみたい
近年増え続けるDVの早期発見・対処のため、お役所や隣近所はもっとおせっかいでいい。

0 件のコメント:

コメントを投稿